「タクシー料金は高いのに、タクシー運転手の給料は安い」
そんなイメージ持ってませんか?
たしかにタクシー運転手は、リストラされた中高年男性の受け皿になってます。
「客がワガママ」「給料が安い」「労働時間が長く不規則」
たしかに態度の悪い客もいますし、終電を逃した人を狙った深夜ドライブの必要もあります。
そんな勤務体系で働いて月収20万に満たないことも。
しかしタクシー運転手は、やり方によっては、楽に稼げるホワイトな職業なんですよ!
今回は、その理由を説明します。
タクシー運転手で荒稼ぎする事も可能?
タクシードライバーの給与体系は歩合制が多いです!
ノルマ以上のお客さんを乗せれば、乗せれば乗せるだけ給料が上がる、という給与体系です。
人数だけでなく距離も大切で、長距離を乗せればその分ドライバーも稼げます。
なので効率よく長距離客を見つける事ができるようになれば、通常のサラリーマンより稼げることも。
しかも、10年間無事故無違反の称号を得ると、個人タクシーになれます。
個人タクシー運転手は、会社からの天引きもなく都心なら年収750万円以上、地方でも年収500万円は堅いです。
海外ではUber、Lyft、Grab等のライドシェアが流行っています。普通に運転していても先進国なら月30~40万は稼げるとこも。
日本では長年の経験・知識がないと個人タクシーにはなれません。しかし逆に言えば、タクシードライバーのキャリアを積み個人タクシーになる事ができれば、その後はブルーオーシャンであると言えるのです。
タクシー運転手はきつい仕事?
タクシー運転手の労働時間は、早朝8時間から深夜の3時ごろまで。基本的に12時間勤務で間に2~3時間の休憩をはさむのが一般的です。
そのため、座りっぱなしな上に、不規則な生活になりがちです。
また常に車を運転する必要があるので、交通事故の危険も他の職種に比べて非常に高いです。
万一、人身事故など起こそうものなら、免許が取り消しになり、仕事がままならなくなくこともある。
タクシー運転手をするなら、体調管理とリスク管理は非常に大切です。
このように危険でブラックな側面もあるタクシー運転手ですが、反面よい点もあります。
たとえばタクシー運転手として接客するのはお客さんだけなので、むかつく同僚やパワハラ上司と働く可能性はゼロ。
もちろん、会社によってはノルマは決められていますが、ノルマさえこなせば自分の裁量で働くことが可能です。雇われていながらも自営業に近く、マイペースな人に向いている職種と言えます。
そのため、サラリーマンをうまく続けることができなかった人が、タクシー運転手に転身し、いきいき働けるようになった…というケースも少なくないです。
昔は一流企業で働いていたが、疲れたので退職して、とりあえず年金まではタクシー運転手で繋ぐ、という中年世代もいます。
タクシー業界はフラットで平和
普通の会社に勤務していると、社内での面倒ごとや付き合いを避けることはできません。たとえば、無駄な会議、取引さとのやりとり、上司への忖度などなど。
しかし、タクシー運転手の場合は、そういった面倒ごとは皆無。もちろん、アルコールが入っていては仕事(運転)もままならないので、飲み会なんてものもないです。
他業種なら、派閥争いや出世争いなどもありますが、タクシー業界は、同僚間の上下関係がほとんどなく、同僚とはフラットな関係にあります。
余計な忖度も必要ないし、気楽に同僚と付き合えるのは、普通の会社に馴染めなかった人には嬉しいですよね。
タクシー業界は苦労もあるが楽しさもあり?
タクシー運転手という職業上、酔っぱらったホストやホステスを乗せて社内で眠られたり、ストレスだらけのサラリーマンを乗せて八つ当たりされたり、と言ったこともあるかもしれません。
しかし、苦労というのはどの職業にもつきもの。
一方で、タクシー運転手には楽しさもあります。様々なお客さんが利用するので、パチンコで荒稼ぎしれ興奮している若者、彼氏と別れた直後で乗った瞬間に泣きわめく女性、大きな会社の社長などなど
タクシー運転手をしていると面白い話が聞けるかもしれません。
タクシー業界に転職するなら
タクシー業界の求人は、普通の求人サイトで探すこともできます。
しかしタクシー、バス、トラックなどの運転手求人に特化した求人サイトに登録した方が、より良い条件の求人が見つかります。
ドラエバー
『ドラエバー』は、日本最大級のドライバー求人専門サイトです。
トラック・バス・タクシーなど求人だけを集めたドライバー転職業界No.1の求人サイトです。
スカウト機能で即日採用、地域×給与×勤務時間帯×雇用形態など、サイトに行けば知りたい情報が一発で分かります。
毎月1500件以上の求人を掲載している圧倒的な求人数を誇るうえに、TwitterやLINEでも情報発信しているので、ドライバーにとっては必須の転職サイトです。
もちろん正社員のタクシー運転手の求人も沢山あります。
転職エージェントにもドライバー求人がある
また世間ではあまり知られていないですが、大手の転職エージェントでもタクシードライバーの求人案件があります。
転職エージェントは、求人募集企業と求職者のマッチングしているサービスのことです。登録すると転職に関する相談に乗ってもらえます。大半のエージェントでの利用の流れは以下です。
ウェブサイトから登録
↓ ↓ ↓
電話・メールでの面談日程調整
↓ ↓ ↓
来社して面談・カウンセリング
↓ ↓ ↓
エージェントから求人の紹介
↓ ↓ ↓
(あなたの希望に添うなら)求人募集企業との面接!
転職エージェントはかつては大卒の中でも優秀な人たちのためのサービスでしたが、最近では特に学歴・職歴がパッとしなくても利用しやすくなっています。新卒でも利用可能です。
利用し始めると実感できるのですが、なかなか至れり尽くせりで「内定が取れたらお金を請求されるんじゃないか?」と不安になると思います。
ところが転職エージェントは、求職者に内定が出たら、求職者の月額報酬の3倍ぐらいの成功報酬がもらえるビジネスモデル。普通は求職者がお金を取られるという事はないです。
求職者は無料でサービスを受けられて、求人募集企業はお金は掛かるが、少ない労力でポジションにマッチした求人が獲得できる…ウィンウィンなシステムです。
いまだに優秀な経歴やキャリアがないと利用できないのでは? と敬遠する人はすくなくないです。
しかし昨今は、労働人口は少なくなってきて、どの会社もマンパワーが足りていない状況、「あなたは学歴・職歴がしょぼいので、転職エージェントは利用できません」なんて言われることはないのでしょう。
誰でも安心して転職エージェントに登録することができます!
先述の通り、リクルートやパソナにも、タクシードライバー案件があります。下記は両サイトで「ドライバー」と検索して表示された公開求人数です。
部品のドライバに関する職種もあるので、全てがドライバーの求人という訳ではないですが、00~400件の検索結果が出てくるので、運転手の求人も沢山あります。
リストラなどに遭っても諦めないで!
リストラされたり、会社を失った身、借金をしている身であっても、決して人生を諦めないでください。仕事なんてこの世には山ほどあります。
特に運送業界は今は非常に人手不足です。仕事はあるが、その仕事をこなす人材がいない状態で疲弊しています。
タクシー運転手は、会社からリストラされたり、サラリーマン生活に馴染めなかった人もいるので、同じような境遇の人も沢山いて案外楽しめるかもしれません。
たとえドライバー経験がなくても研修制度が充実している会社もあるので、少しでも興味があれば、挑戦してみる事をオススメします。
ドライバーとして転職先を探しているなら、とりあえずドライバー求人業界No.1のドラエバーと、転職業界No.1のリクルートへの登録をオススメします。