貧困女子、貧困女性…昨今テレビやネットでこういったワードを見かけるようになる機会が非常に多い。
厚生労働省が公開している「国民生活基礎調査の概況(平成25年)」によれば、貧困と呼ばれる層は年収122万円以下のこと。つまり月収11万円以下ということになる。
額面月収が11万円という事は、そこから国民保険、年金、住民税、所得税などを引くと手取りが9万円前後になる。
女性であればある程度のセキュリティが整ったアパートに住む必要がある。そうすれば安く見積もっても、毎月5、6万円が家賃かかってくる。
手取9万円-家賃6万円=3万円
1カ月に使える額がたったの3万円。携帯電話、化粧品、被服、もちろん食費にかかる金額も大きい。絶対に足りない。まさにジリ貧生活である。
特に昨今では大学卒業後、奨学金の返済に悩まされる大卒貧困女子も問題となっている。
そういった貧困女子や貧困女性が、貧困を脱出するには、具体的にどうすれば良いのか。貧困から抜けだす方法を紹介したいと思う。
①生活保護を申請する
同じ貧困であっても、両親や親族と縁を切って1人暮らしをしているケース、両親も貧困で頼れる状態ではないケース、など様々ある。
生活保護は、資産がゼロでケガや病気などで働けず、誰も助けてくれす親族いない場合、致し方なく援助してもらえるという公的支援制度。
月額の支給額は状態や年齢にもよるが、家賃を除いて7~8万円前後となる。
ケガ、病気、生涯、鬱病などで「どうしても働くことができない」という場合は、申請することをオススメします。
よくニュースのドキュメンタリ-で、生活保護の申請に行ったが担当職員に断られる…という場面を見ます。たしかに福祉事務所によっては「何としてでも受給させん!」という対応のところもあります。
そういった場合に最も効果的なのは、市会議員・町会議員を通すという方法です。議員も住民の票で生きている職業。本当に苦しんでいる女性住民がいるなら簡単に協力してくれるでしょう。
それでも「議員のコネを作るのは難しい…」という場合もあるでしょう。そんな時は市町村福祉事務所に申請書がもらえない旨を伝えると効果的です。
もちろん、悪用は厳禁ですが、どうしても必要なほど貧困なのに受給させてもらえない場合は上記のような強硬手段にでるのもありでしょう。
②オンラインの副業で稼ぐ
「生活保護というまで落ちぶれていない」
「両親は金銭的に問題なので生活保護を申請できない」
そういった場合は副業を試してみることをオススメします。
最近では、ココナラ、クラウドワークス
、ランサーズなどといった、自身のスキルを売買できるクラウドワーキングサービスが流行っています。
もし、「翻訳ができる」「上手に文章を書ける」「上手な絵を描ける」という特技があれば、こういったプラットフォームで稼ぐことができます。
少し頑張れば数万はすぐに稼げますし、なかには上手に交渉して荒稼ぎしているユーザーおいるようです。
それに、貧困を脱出する最も有効かつ現実的な方法は「転職」です。しかし手元にまとまったお金がないと腰を据えて転職活動もできないですよね。
そういった場合には副業は超オススメです。
最近はオンラインのチャットレディで荒稼ぎする女性も増えてきています。

③夜の仕事をする
貧困女子と呼ばれる人で実践している人も多いかもしれないですが、ガールズバーやコンパニオンなどのお水系のバイトは、時給が高い。
需要が比較的多いため、時給3,000円以上もザラで、週1~2回などでもOKのところ多い。結構ワガママが通る店もあります。
ただし、セクハラをうまくかわすコツ、お酒の場所でのコミュニケーション能力などが問われるので向き不向きはあります。
お酒に強くてそういう雰囲気が嫌いでなければ、おいしいバイトです。そういうバイトは日払いのところも多いので嬉しいです。
下記の求人サイトなら、キャバクラ、ガールズバー、クラブ、スナックなどの求人のみなので風俗系の求人はありません。
他にもいろいろあるので調べてみると良いでしょう。
しかし給料が高額になるので、貧困は抜け出せたが金遣いが荒くなり貧困に逆戻りになる…というケースも多いので、そこは注意が必要です。
金遣いが荒い癖がついてしまってからでは、もう後戻りはできないですよ。
④パパ活で援助してもらう
最も楽で即効性のある方法は「経済力のある男性」に頼ること。
貧困女子には縁がないかもしれませんが、最近「レンタル彼氏」「おっさんレンタル」なる女性向けサービスが流行っているのをご存知でしょうか?
しかし一般的「女性と一緒に楽しい時間を過ごしたい」という男性側からの需要の方が多いもの。お金に余裕のある男性が擬似デートを楽しめる「パパ活」も急増中です。
パパ活とは、経済力のある男性とお茶や食事などをしてお小遣いをもらう活動のこと。
条件はパパとの交渉次第。男性の話し相手になったり、買い物を付き合ったり、飲み相手をしてあげたり、などなどケースは様々です。
なかには週1回の食事で月40万…という良い条件でパパ活している女性もいます。
若い女性に相手をして欲しい…という需要は普遍的で常に一定数あるもの。要領よく羽振りの良いパパを捕まえることができれば、一気に貧困女子から脱出できるでしょう。
パパ活は出会い系サイトで相手を募集することが可能です。
但しパパ活もキャバクラ、ガールズバー同様、身体の関係を求められたら、うまくかわすスキルが必要になってきます。
⑤真面目に転職活動でがんばる
①から④まで紹介しましたが、いずれの方法も以下のデメリットがあります。
- ①:限られた条件の下でしか申請できない
- ②:スキルが必要で一気に稼ぐことは難しい
- ③、④:年齢が上がるにつれて難しくなる。
あくまで、これらは貧困から脱出するための一時的なしのぎ。よほど金銭管理をしっかりして大金を貯金。上手に投資して資産家にでもならない限り、安定的に稼ぐことは難しいです。
やはり全うに貧困から抜け出すには、真面目に転職活動をするのが一番です。
幸い現在の転職市場は売り手市場。少しでもやる気があるなら転職エージェントに登録して転職先も探すのもありです。

たとえ今はスキルがなくとも、派遣で経理などのキャリアをつければ、かなり精神的にも安心できるでしょう。

上手く就職して働くことができれば「社会の一員として役に立っている」という充実感も味わうことができます。
まとめ
貧困を脱出する方法は様々ありますが、最も大切なことは支出をコントールすることです。
たとえば女性の場合は結婚相手として単純に年収の高い男性を選びがちですが、たとえ年収が高くても金遣いが荒い男性なら将来的にはジリ貧状態になる可能性もあります。
お金を沢山稼ぐことも大切ですが、しっかり収入と支出をコントロールして、計画的に貯金。あわよくば正社員として就職することを目指しましょう。