どうも。正社員で独身の36歳、マユミと言います。
私は夫婦共働きの家庭に生まれたため、小・中学生の頃は不自由なく生活してました。
将来は大学を出て公務員か一流企業のOLになり、バリバリ働くんだ!なんて夢見てました。
ところが高校進学で私立の名門進学校が決まった矢先に、父親が会社でリストラに、再就職先も決まらず、夫婦の関係がギクシャクするばかり。
そして、私が高校1年の夏、両親は離婚しました。
貧乏な生活に急降下
やはり両親が二馬力で働いていると、経済的にゆとりができるもの。
進学校の月謝は、高くて母の収入では足りずアルバイトを始めましたが、バイトは校則で禁止されており。他の同級生に働いている事を密告され、退学に。
大検でリベンジしようと思い、高卒資格の取れる専門の通信制のスクールに入学し、働きながら勉強して、18歳までに大検を取りました。
そして大学の受験費用を稼ぎ、必死に受験勉強して授業料の安い国立大学を受験、何とか中堅大学に合格できました。
大学生活はバイト優先
それでも家系は極貧だったため、アルバイトをしながら学費を捻出してました。
勉学する目的で通っている大学なのに、勉強よりアルバイトばかりしているなんて本末転倒ですよね。
そう思ったので、利用したくなかったですが、卒業までの奨学金を500万円借りました。
そして大学卒業まで一生懸命に勉学に励みましたが、就職活動を始めた時は超就職氷河期でした。
大企業正社員への道は険しく就職浪人をするほどの経済的な余裕もない、私は妥協し契約社員として働き始めました。
奨学金返済のため貯金ができない
契約社員の待遇は正社員とは雲泥の差です。
交通手当はありますが他の手当てやボーナスもなし、奨学金の返済が引かれると、毎月食費が1万5000円しか使えない超極貧生活でした。
「奨学金の返済金額を減らしてもらおうか」
そう考えた事もありましたが、ただでさえ15年近く掛かる返済期間がさらにのびて、30年とかになる。そんなのぜったい嫌です。
「極貧生活を抜け出すには、収入を増やして支出を減らすしかない!」
と考えてトイレと風呂なしの訳アリの賃貸物件に引越して毎月の家賃を減らし、安売りのスーパーを見つけて期限切れで値引きした商品を購入するようになりました。
副業でアルバイトもしたかったけど、会社との契約条項で副業は禁止、会社にバレない確定申告されない副業で働きつつ毎月2万円ぐらい収入を得ていました。
アパートの大家さんに頼んで、庭の草むしりや掃除をする代わりに庭の片隅で家庭菜園をする許可を取得、万能ねぎや小松菜などの葉物野菜を育てて食費を浮かせてました。
しかし、これらの努力をしても奨学金ローンの返済金額はなかなか減りません。
「やっぱり根本的な収入を上げないと極貧生活からは抜け出せない!」
たまりかねて転職をしようと考え始めました。
転職を本格的に始める
どうやったら転職できるのか解らなかった為ネットで調べまくっていたら、転職エージェントなるサービスを見つけました。
藁にもすがる思いで「もしかしたら正社員も夢じゃないかも」と有名な転職エージェントサービスのいくつかに登録しました。
会社帰りの時間に数回の面談に行きました!
転職エージェントは自分の売りこめるキャリアやスキル、転職先への給与や正社員などの待遇や希望職種、などを何回も丁寧に聞き進路についてアドバイスしてくれます。
面談を繰り返していくうちに、自分が本当にやりたい仕事について考える機会も増え、自分の適性にあった職場は、希望していた職場ではない事に気付けました。
面談をして1週間ぐらい経ったころ、担当のエージェントから紹介先の会社が見つかったと連絡が来て呼び出されました。
その職場の待遇を見たら、正社員という希望条件はもちろん、給与待遇は今働いている職場の2倍近く。住宅手当やスキルアップ手当など福利厚生も充実してます。
仕事内容も気に入ったので面接したいとお願いしました。
面接の指導も行ってくれ真面目に取り組んだお蔭で、なんとか採用されました。その後は奨学金ローンも僅か3年で完済。都会の小綺麗なワンルームマンションにも住めるようになりました。
貪欲に転職するのが正解
自分で言うのもなんですが、私は努力して大検を取ったり、国公立大学に入学したり、フルタイムで稼ぎつつ副業で月2万を稼いだり、けっこう器用な性格をしていると思います。
私の現在の正社員のフルタイムの仕事についても、契約社員のころと比べて負担が重くなっているかというと、そんな感覚はありません。
エージェントでの転職活動を通して、転職とは一定の能力のある人が待遇の良い仕事をゲットする椅子取り合戦なのだと実感しました。私が登録した転職エージェントは、業界大手のリクルートエージェントとパソナキャリアです。
幸い日本にはこのような転職エージェントが山ほどあり転職者は無料で利用できます。現在の待遇に不満がある人は、利用しない手はないです。