「キャリアを積みたい!」
「新しい業界に挑戦したい!」
「育児と仕事を両立させたい」
このような希望をち事務職を希望する女性は多いです。
かつて正社員の一般事務職は、女性にとって非常にメジャーな職種でした。
書類整理、郵便物の管理、お客さんへお茶出し等が主な職務で、たいていは30代手前で寿退社。
しかし、現在は企業が不況であえぐ中、簡単に首を切れる非正規雇用を増やし、雑務は、派遣社員や契約社員が担っているのが現状です。
かつてのように、寿退社するまでの腰掛け的なポジションがほとんどありません。
特に大手企業の正社員一般事務ともなれば、高学歴で女子力の高いエリート層が、血眼になって狙う席、一般女子にとってチャンスは皆無です。
今回は、何故そのような正社員の一般事務が女性に人気なのか、説明します。
大手の正社員一般事務はメリットだらけ
一般事務は薄給なイメージですが、大手企業なら、ある程度の福利厚生は保証されています。
正社員であれば非正規雇用のように、契約更新の時期におびえることなく、精神的な余裕をもって仕事もきます。
一緒に働く同僚男性も大半は大手企業の正社員。社内恋愛をして寿退社しても、安定した未来が約束されているようなもの。
というか、ぶっちゃけ、それ目的で大企業に潜り込む女性が大半です。
もちろん社内に非正規雇用がいれば彼女たちも正社員の男性を狙いますが、正社員一般事務は、そんな派遣どもを蹴散らす権利を持ってます。
正社員の一般事務女性は、ドロドロな利害関係、力関係のなかで頂点に君臨することができる特権階級なのです。
大手の正社員事務は結婚できなくても勝ち組
一般事務である大半の女性の最終的な目標は、寿退社です。
正社員男性にハエのごとくまとわりつく非正規雇用女性たちを蹴散らし、勝ち残った者だけが獲得できる大企業正社員との結婚…つまり玉の輿による寿退社が、女性にとっての幸せ。
とはいえ、仮に結婚できなかったとしても、大手企業一般事務であれば、簡単に社会的地位が揺らぐことはありません。
日本の雇用制度では、正社員は簡単に解雇されません。
こうして同僚だった正社員一般女子は寿退社でいなくなり、年功序列社会により、職場での女性社会で頂点に立つ「お局様」が生産されていくのです。
非正規雇用の女性一般事務の辛さ
一方で、非正規雇用の一般事務は悲惨です。
契約更新のたび怯えながら仕事をこなし、給料も派遣会社にピンハネされ、ボーナスもなしといった始末。
それでも経理や営業など、スキルが必要で上を目指せる職種なら、パフォーマンスによっては希望もあります。
しかし特にたいしたスキルを要しない一般事務なら、生きる道は正社員男性との寿退社しかない。
それでも30代手前なら、大企業で働いてれば、ある程度の給料は貰えます。
ぬるま湯につかって「いつか結婚するから、いいや!」とゆっくり結婚相手を探しながらの大企業一般事務(非正規)もありです。
しかし30代を超えるまで非正規雇用だと、転職市場での評価も低くなっていくどころか、結婚も危うくなってきます。
企業もそれほどスキルを要しない非正規雇用一般事務なら、30歳超えよりも若い女性を好みます。30歳超えは、契約更新も年々難しくなってくるのが現状です。
使うだけ使ったらボロ雑巾のように「ポイッ」と捨てられる。悲しい話ですが、それが非正規雇用者への扱いなのです。
非正規雇用の一般事務のツケは後で来る
20代の若いうちはよいですが、ずっと非正規雇用の一般事務というぬるま湯につかっていると、そのツケは後で来ます。
30超えの非正規一般事務女性は、契約を切られてたら、次はパートタイムくらいしか仕事がありません。
非正規雇用の女性は、職場での女性社会ヒエラルキーの最下層に位置し、社会的立場も圧倒的に弱く、経済的に困窮する可能性が高いのです。
このご時世、大企業の正社員男性たちも、しっかりとキャリアを築いてきた正社員女性たちを結婚相手として好みます。
婚活に励む非正規雇用女子がガツガツアプローチすると「ど~せ俺が最終就職先だと思ってんだろ?」なんて思われてしまうこともあります。
そのため「いつか結婚するから、まあいいや!」という考えは非常に危険なののです。非正規雇用の一般事務女性は、いかなる場面でも生きて行く術を見つける必要があります。
非正規雇用の一般事務の女性が今の状況を打開するには
中国通信機器メーカーの華為技術(HUAWEI)日本法人が、大卒初任給に40万円以上を提示して話題となったことを存知ですか?
HUAWE JAPANの求人広告では、募集職種は「通信ネットワークエンジニア」「端末テストエンジニア」「端末アフターサービスエンジニア」「研究職・アルゴリズムエンジニア」の4つ。
月給は学士で40万1000円、修士で43万円。年1回以上は賞与のため、賞与が月給2カ月分だとすると、年収は初年度から560万円以上にもなります。
一方、現在でもインドネシアやカンボジアなどの発展途上国では、どれだけ勉学に励んで技術をみにつけ仕事にいそしんでも、ローカル企業で月収40万なんて不可能に等しいです。
途上国では月収10万で高級取りの部類に入りるのです。
しかし、インドネシアやカンボジアで月収10万で働いている優秀なエンジニアが、中国のIT企業に転職すれば月収60万になる、ということはあるかもしれない。
つまり、立場や給料は、能力やパフォーマンスよりも、地域や業界、会社と言った要素よって変わる事の方が大きいんです。
イメージしてみてください…
あなたの会社にいる「正社員女子」「お局」が、あなたの給料の倍、あるいはそれ以上の働きをしているだろうか?…否でしょう!?
大企業の正社員女子に嫉妬をしても仕方ない。
もし貴方がいま非正規一般事務なら、正社員一般事務の席を目指し、血眼になって待遇の良い「正社員」に転職することをオススメします。
非正規で様々な職場を経験してきた女性は、大企業だけで働いてきた事務職よりスキルがあり、柔軟性があります。上手に転職できれば、大企業の事務職の座も夢ではないです。
もし現状に少しでも不満があるなら、さっさと転職することをオススメします。
転職するなら転職エージェントの利用をオススメする
転職といえばハローワークをイメージするかもしれませんが、私は転職エージェントの利用をオススメします。
転職エージェントとは、転職を希望者に対して転職活動のサポートを行う会社や担当者のこと。日本には星の数ほど転職エージェントがあるんです。
どこに登録しようか迷ったら、先ずは業界トップの2社を検討することをオススメします。
リクルートエージェント
業界第1位の転職エージェント。とにかく案件数が豊富。コンサルタントもスピーディーで一流な粒ぞろいで、大企業との契約数が最も多い。
フロムエーやとらばーゆなどを手掛ける大手人材紹介サービスのリクルートが運営する転職エージェント。創業以来、約35万人の転職を実現してきた業界のトップ。総合人材サービス企業として、長きにわたり培ったノウハウを活かした転職サポートが魅力となっています。
リクルートエージェント公式サイト
パソナキャリア
業界第2位レベルの転職エージェント。リクルートに次ぐ業界2位は多数ありますが、歴史が長くコンサルタントが親切との定評があるのがパソナキャリア。
パソナキャリアは、女性の活躍支援を提供する専門チーム『女性活躍推進コンサルティングチーム』があり、女性の転職に強い転職エージェントです。
人材業界大手のパソナグループが運営している転職エージェント。1976年の創業以来「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと、年齢・性別を問わず誰もが自由に仕事を選択し、働く会を得て、豊かになるための社会インフラを構築しています。
パソナキャリア公式サイト
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大手の転職エージェントでは、質の悪い求人が少なく優良案件が多いので、安心して利用できます。
案件数が豊富で、エージェントも厳選してくれるので、自分の意向を伝えれば、納得のいく求人が見つかる可能性が高まります。
しかし、転職エージェントのカウンセラーも人間。大手といっても担当者の性格や質も人それぞれです。よい担当者に当たることもあれば、これは外れだ、という人に当たることもあるでしょう。
もし、イマイチという担当者に当たったら、別のエージェントに当たってみると良いだろう。
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ダメなものはダメだと割り切って、別エージェントに乗り換える思い切りも時には必要。大切な事は、上手にサービスを利用することです。
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一旦登録をしてカウンセリングを受けてしまえば、自動的に求人情報が送られてくるので、求人を探して応募する手間が省けます。
少しでも転職を考えているのなら、登録してみることをオススメします。登録と利用は最初から最後まで完全無料です。