求人媒体紙としてお馴染みのタウンワーク。コンビニや駅で、一度は目にした事があるのではないでしょうか?
無料で手軽に持ち帰ることができることから、仕事探しのみでなく、暇つぶしで読んても面白いですよね。
私の友人にも「タウンワーク読むの楽しいよね?」と、正社員として就職した後も読んでる奴もいます。
しかし、タウンワークの求人は、実はブラックが多いという噂もあります。
過労死を出したあの飲食チェーンや、血も涙もない体育会系の引っ越し屋など。でもそれって本当なのでしょうか?
そこで今回は、タウンワークにはブラック求人しかないのか、ホワイト企業に就職する具体的な方法などを紹介します。
タウンワークに良い求人もある
タウンワークは無料で、駅前・コンビニなど誰の目にも届きやすい場所においてます。
手軽に持ち帰って読むことができるため、フットワークの軽い若者や主婦層に多く読まれる傾向があります。
大学生や主婦パートをターゲットにしているバイト求人が多いですが、そういった短期的なバイトの給料は、正社員の給料より低いのは当たり前。
職種も「引っ越し屋」「居酒屋」「警備員」「試験監督」など様々あるので、ブラックな求人もあれば、普通の求人、ホワイト求人もあるのがタウンワークの特徴です。
正社員求人については「月収20万~」「月収23万前後」など、少し給与が低めの求人が多いですが、それは対象を20~30代のだ若者に絞った求人が多いため。
扱いは新卒や第二新卒で、長い目で勤める事を想定しているので、昇給も期待できる、といった求人もあります。
何よりタウンワークの運営は、業界最大手の「リクルート」なので、安心して利用することができます。
業界で一括りにブラックと考えない
タウンワークにはバイト求人が多いため、ブラックと言われるような「建設業」「外食業」「引っ越し業」も求人多いです。
しかし、どんな業界であれ、会社の従業員に対する姿勢には差があります。
もちろん過労死が出た某有名飲食チェーンや、明らかにヤバイ雰囲気の引っ越し屋などは避けるべきですが、ブラックであるかどうかは企業体質によります。
たとえば、外食産業に分類されるスターバックスは、従業員の将来も見据えた運営をしてる事で有名です。
その結果スタバでは過去に学生バイトをしていた人も、卒業後に他社に就職したあと、正社員として転職して戻ってくるケースが多いそう。
つまり「~業界の求人はブラック」「アルバイトはブラック」と決めてつけてしまう事が誤りなのです。
タウンワークで求人を探すときも、とにかく業界フィルターを外して、企業そのものを見る必要があります。
タウンワークの良さとは
タウンワークは膨大な求人を扱っているため、粗悪な求人もあるかもしれません。
ですがタウンワークならではの強みもあります。
たとえば、最近はリクナビNEXTなどの大手転職サイトを使う人が多いですが、こういった大手転職サイトは求人会社が払う広告料によって掲載位置が決まります。
その結果、資金に余裕のある大手企業ばかりが目立ち、優良求人を募集している中堅企業や地方企業の募集が目立たなくなるのです。
一方で、タウンワークの広告料は大手転職サイトに比べ安めなうえに、特定の地域に特化した求人が出せるため、優良の地方企業求人が掲載されやすいです。
大手企業は、一流大卒じゃないと見向きされません。
しかし地方の優良企業や中堅企業なら、芳しくない学歴でも正社員として雇ってもらえるチャンスが上がります。
誰もが憧れるような大手の会社ほどルールでがんじがらめ。上司に忖度し続けないと働き続けることができないもの。
たとえば誰もが認める大企業である「電通」でも、過労死事件があったのは記憶に新しいですよね
逆に知名度のない会社ほど、社風が自由で働きやすいという事は珍しくないんです。
以上より、仕事探しにタウンワークを利用することは決して悪くないです。
しかし、先も述べたようにタウンワークは膨大な求人を取り扱っているため、粗悪な求人も中にはあるかもしれません。
そこで確実に就職活動を成功させたいなら、企業の内情を教えてくれるカウンセラーに対応してもらえる「転職エージェント」を利用することをオススメします。
転職エージェントとは、利用の流れ等
転職エージェントは、求人募集企業と求職者のマッチングしているサービスのことです。登録すると転職に関する相談に乗ってもらえます。
ほんとんどの場合は、
- STEP1ウェブサイトから登録
- STEP2電話・メールでの面談日程調整
- STEP3来社して面談・カウンセリング
- STEP4エージェントから求人の紹介
- STEP5(あなたの希望に添うなら)求人募集企業との面接!
という流れになります。
転職エージェントはかつては大卒の中でも優秀な人たちのためのサービスでした。しかし最近では特に学歴・職歴がパッとしなくても利用しやすくなっています。新卒でも利用可能です。
利用し始めると実感できるのですが、なかなか至れり尽くせりで「内定が取れたらお金を請求されるんじゃないか?」と不安になると思います。
ところが、転職エージェントは、求職者に内定が出たら、求職者の月額報酬の3倍ぐらいの成功報酬がもらえるビジネスモデル。普通は求職者がお金を取られるという事はないです。
求職者は無料でサービスを受けられて、求人募集企業はお金は掛かるが、少ない労力でポジションにマッチした求人が獲得できる…ウィンウィンなシステムなんです。
いまだに優秀な経歴やキャリアがないと利用できないのでは? と敬遠する人はすくなくないです。
しかし昨今は、労働人口は少なくなってきて、どの会社もマンパワーが足りていない状況、「あなたは学歴・職歴がしょぼいので、転職エージェントは利用できません」なんて言われることはないのでしょう。
誰でも安心して転職エージェントに登録することができます!
転職エージェントは大手2社を押さえておこう
転職エージェントと言っても日本には星の数ほどエージェントがあります。どこを利用すれば良いのか、ほとんどの人が悩むでしょう。
どこに登録しようか迷ったら、先ずは業界トップの2社を検討することをオススメします。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大手の転職エージェントで、とにかく案件数が豊富です。コンサルタントもスピーディーで一流な粒ぞろいで、大企業との契約数が最も多いです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ハイクラス向け転職エージェントです。大手企業や外資系の案件が多く、登録へのハードルは高いですが、高年収が望めるエージェントです。
リクルートとJACどちらに登録すべき?
紹介料が掛かってくるリクルートやJACに広告を出せる企業は財政も安定しています。審査もあるので、中途半端な企業が大手2社を利用している事は稀です。
それだけ紹介料を出せるという事は、投資して良い人材を探しているということ。就職すれば手厚い待遇、長期キャリアを見据えて迎え入れてくれる会社も多いです。
当然「即戦力が欲しい」という会社もありますので、交渉すれば年収アップも見込めます。
しかし、リクルートとJACの、どちらに登録すれば良いのでしょうか?
リクルートは業界最大の規模で案件数が豊富なので、誰にとってもオススメできる転職エージェントです。
登録も、公式サイトに行って情報を入力するだけで、放置してても向こうからメールなり電話なり連絡がきます。そして面談日を決めて来社、という流れが一般的です。
その後カウンセリングで職種に興味があるのか伝えると、後日意向に合わせた求人のオファーがメールで送られてきます。
JACも登録方法は同じですがハイクラス特化エージェントであるため、キャリアがないと登録を断られる可能性があります。
ハードル高めですが、仕事が紹介可と判断されれば、上昇転職で給与アップが臨めます。
つまりリクルートは全ての人に、JACはハイキャリアの人にオススメと言えます。
登録と利用は無料なので、複数登録で金銭的負担が増えることはありません。
給料は『働く場所』に左右される
この社会には主体性なく、ブラック企業に勤めながら、

頑張ってるのに、なんで給料上がらないの?

俺は能力があるから、もっと給料をもらうべきだよ
なんて事を言う人がいますが、そういう人は行動もせずに文句だけ言うバカタレです。
今スクリーンの前にいる貴方も、このような言動をした事があるのなら赤信号ですよ!
しかし、たとえ今給料がやすく満足していなくても悲観しないでください。
海外就職の経験もある私から言わせれば、給料というものは8割が『労働者がいる場所』に左右されるからです。
極端な例ですが、マクドのビッグマックの価格は、世界で最も高い国はスイスで、その額なんと約700円。一方でロシアでは200円以下です。
スタバのラテ(グランデサイズ)の価格も、最も高い国はスイスで750円。一方でブラジルなら、なんと150円程度です。
物の価格のように、あなたの給料も「貴方の能力」より「貴方のいる場所(業界や地域)」に依存する割合の方が遥かに高いのです!
なので、少しでも給料や待遇に不満があるなら、文句を言う前に一歩踏み出してみる事をオススメします。
登録は5分程度で完了、利用は最初から最後まで完全無料です。