貴方は転職するとき「ブラック企業」「ホワイト企業」どちらに転職したいですか?
転職するならホワイト企業の方の方がいいに決まってる!
これは誰もが思うことですよね?
まれに「ブラック企業の方が肌に合っている!」という方もいますが、100人がブラック企業とホワイト企業、どちらに就職したいか聞かれれば、95人以上がホワイト企業と答えるでしょう。
しかし誰もが憧れるホワイトって、一体どんな企業の事なんでしょうか?
実は会社がホワイトかブラックであるかどうかは、業界で予測がつきます。
そこで今回は、ホワイト企業が多い業界とその特徴について解説していきます。
ホワイト業界とは?
ホワイト企業とはウィキペディアによれば以下のように説明されています。
ホワイト企業(ホワイトきぎょう)とは、就職活動を行うに際して、入社後に福利厚生が整っていたり離職率が低いなどから入社することが好ましいとされている企業。
反意語にはブラック企業という言葉が存在しており、従業員への待遇が酷い企業という意味で使われている。
「福利厚生が整っていたり離職率が低い」ということは待遇がよく、従業員を酷使しない企業のこと。
どんな経営者であれ、血の通った人間なら働いてくれる従業員が満足して働いてくれる環境を好みます。にも関わらず、なぜ企業がブラック化するんでしょうか?
理由は業界自体の金回りが悪いからです。
たとえば「飲食」「小売り」「介護」などと言った業界は金回りが悪く会社自体もブラックになりやすい。
一方でホワイト企業なら、会社は従業員の福利厚生を整え、給料も平均以上に支払うことができる所がほとんどです。
理由は業界自体の金回りがよいか、あるいは独占・寡占状態で他社の新規参入が難しいからです。
そういったホワイト企業は、さほど努力しなくても従業員に良い給料と待遇を保証しつつ、余裕を持って運営できるのです。
なのでホワイト業界に就職できれば、低く安定した経営のもと、安心して仕事を続けることができるでしょう。
それでは、具体的にどんな業界がホワイトと言えるのでしょうか?
ホワイト業界の例
先述の通りホワイト業界とは「金回りが良い」「独占・寡占」のいずれかに当てはまる業界のことです。
全てとは言えないですが、具体的には以下のような業界がホワイト率が高いです。
IT業界
一見、離職率が高くブラックに思われがちなIT業界。
しかし、技術を身につければ短期間で昇給が望め、転職もしやすいため「さらなる高給を求め」転職する人が非常に多いです。
特に昨今ではIT人材が非常に不足しており、大卒でなくても技術があれば年収600万からの高給を得られるチャンスもあります。
IT人材ではなくともIT人材として育て上げるためのプログラムを用意している会社まである。昨今は、まさにIT人材にとってバブルであると言えます。
電力・ガス
電力・ガスなどのインフラ系業界は、常に一定の需要があるため、安定した収入が得られる特権的な業界です。
たとえば福島原発事故で責任を問われた東京電力ですが、事故が起きたあとも東電社員の平均年収はうなぎ上りです。
平成28年:822万円
平成27年:733万円
平成26年:709万円
平成25年:684万円
平成24年:619万円
平成23年:653万円
http://www.tepco.co.jp/ir/tool/yuho/pdf-j/200606-j.pdf
定着率も前業界の中でトップで、有給取得率も8割前後。特にガスよりも電力会社の待遇が良く年収が高い傾向があります。
東電の例からもわかる通り、仮に経営が傾いても公的資金が投入されるような特権業界です。電気は私たちにとって不可欠なインフラなので、典型的な特権業界と言えます。
タバコ
タバコ業界も独占・寡占業界であるため、安定した収益が見込めます。
特に国内シェア6割を占める日本タバコ産業(JT)は世界でみても2、3位を争うタバコメーカーです。
喫煙者の人は実感している通り、タバコは中毒性があり、そう簡単に辞められないです。
かつ価格は1箱500円はする趣向品ですが、少し収入が減ったところで購入をやめると言ったことは稀ですね。
買う人が少なくなっても、単価を上げれば収益を確保できます。
しかも全国の喫煙者人口は未だ2000万人と言われています。
これだけ大きな市場であるうえ、1箱500円はするタバコの原価は何と100円以内。今後もタバコの価格は上昇し続けるでしょうし、ジャブジャブ金が入ってくる業界です。
ゼネコン
いわゆる総合建設業者のゼネコンも、割と金回りの良い業種です。
建設業界なのでピンキリでもある業種ですが、事業規模が大きいので、給与水準が高い会社も少なくないです。
特にスーパーゼネコンよ呼ばれる最大手5社(鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中建設、大林組)は、給与水準も高く平均年収900万円ほどです。
住宅のみでなく学校、病院、道路など様々なインフラの企画・設計・メンテナンス・解体まで手掛けるので、仕事も多く取り扱う金額も大きいので金回りが良い業界です。
ホワイト業界へ上昇転職する方法
ホワイト業界について説明しましたが「じゃあ、そんなホワイト業界に転職するにはどうすれば良いの?」という声が聞こえてきそうです。
これまでホワイト業界の例を見てきて…
「3流大卒の私には難しい!」
「有名大卒じゃないと無理なんじゃ…」
「ハイスペックじゃないと採用されないよ!」
なんて思ってませんか?
しかし一般的な学歴・職歴があるなら、あとは物を言うのは『働く場所』のみです。
貴方がホワイト業界に転職するためにすべき事は、大企業の人事とも繋がりのある転職エージェントを利用し、他業界への転職もOKな態度を見せることです。
上昇転職に最適なエージェントは、JAC RecruitmentとRSG Construction Agentです。
JAC Recruitment
『JAC Recruitment』は、ハイクラス向け転職エージェントです。大手企業や外資系の案件が多く、登録へのハードルは高いですが、高年収が望めるエージェントです。
RSG Construction Agent
『RSG Construction Agent』は、求人企業の現場取材、経営陣との情報交換などを定期的に行っている、金回りの良い建設業界特化エージェントです。
転職エージェントは複数登録すべし
紹介料がそれなりに掛かってくるJACやRSGに求人を出せる企業は財政も安定しています。審査もあるので、中途半端な企業が2社を利用している事は稀です。
それだけ紹介料を出しているということは、投資して本気で良い人材を探しているということ。就職すれば手厚い待遇、長期的なキャリアで迎え入れてくれる企業も多いです。
当然「即戦力が欲しい」という会社もありますので、交渉すれば年収アップみ見込めます。
しかし、転職エージェントのカウンセラーも人間なので、担当者の性格や質も人それぞれです。
よい担当者に当たることもあれば、これは外れだ、という人に当たることもあるでしょう。もしイマイチという担当者に当たったら、別のエージェントに当たってみるのもよいです。
転職エージェントはその道のプロですが、すべての転職エージェントの担当者が、あなたに合うとは限りません。
ダメなものはダメだと割り切って、別エージェントに乗り換える思い切りも時には必要。大切な事は、上手にサービスを利用することです。
私も2社の転職エージェントに登録していた際、一方の動きが早かったので、親身に素早い対応をしてくれる方に絞った経験があります。担当者によっては逆も然りでしょう。
そのため、二社のエージェントに登録して、自分にとって使いやすそうな一方に絞る使い方をするのがベストです。
JACやRSGに登録するには、公式サイトに行って情報を入力するだけ。その後は向こうからメールなり電話なりで連絡がきます。そして面談日を決めて来社、という流れが一般的です。
カウンセリングをしてどんな職種に興味があるのか伝えて後日、意向に合わせた求人のオファーがメールなどで送られてきます。
一旦登録をしてカウンセリングを受けてしまえば、自動的に求人情報が送られてくるので、求人を探して応募する手間が省けます。
くどいですが上昇転職のためには、業界選びが一番たいせつです。
金回り良い企業の求人を保有しているJACやRSGならば、上昇転職の成功率はぐっと上がることは間違いないです。