現在フルタイムで働いている人は、こんな風に思うことないですか?
「上司に怒られたムカつく」
「残業を頼まれたうざい!」
「もっと楽な仕事がしたい」
「もっと給料が欲しい」
その気持ちよ~く分かります。
新卒カードを上手に使って正社員の職を得た人ほど我慢を求められる。
とりあえずボーナスや安定した月収が約束されてるとはいえ、つらいこともありますよね。ぶっちゃけ、上司へ忖度するのに反吐がでてしまうんですよ。
しかし、正社員の地位を失って後悔する人は少なくないです。
というのは正社員を辞めた人は…
「派遣で仕事を始めたけど月収が少ない」
「ボーナスが貰えないから貯金できない」
「正社員の仕事に応募しても受からない」
などと悩むことが多いからです。
正社員はなるのも大変ですが、解雇するのも大変な特権階級。
ときどき辛くなって「我慢できない正社員を辞めたい!」なんて思うかもしれないですが、景気が悪化してくると真っ先に割を食うのはフリーターや派遣社員です。
そんな訳で本稿では、正社員を辞めたくなったら考えるべきことを紹介していきます。
正社員は雇用が安定していてクビにならない
景気の先行きが悪くなると、企業は人員を削減せざるを得ません。そんな時もしあなたがフリーターや派遣社員だと真っ先に解雇されます。
しかし、もし貴方が正社員なら、労働基準法でガッチリ守られているため企業も簡単に解雇することはできません。
そりゃあ、不景気になればボーナスの削減ぐらいはあるでしょうが、とりあえず雇用は安定していて仕事まで奪われる可能性は非常に少ないです。
もちろん有給なんかもありますから空気を読みながら最大限に利用することもできます。最近では男性の育児休暇なんかも流行っていますよね。
ですが、もし貴方が派遣社員やフリーターなら、少し景気が傾けばお構いなしに切られます。
もちろん雇用が安定しているので、貴方が男性なら月収がそこそこあれば女の子にもモテますし結婚もしやすい。女性でも正社員なら積極的に育休も取りやすいです。
それだけ、守られている立場である立場「正社員」は強いのです。
正社員は社会的信用度が高い
普通に働いている人なら、自動車や住宅の購入は必ず経験します。
まあ自動車くらいなら中古で一括で購入する人も多いでしょうが、約3,000万円もする住宅ならそうはいきません。
しかし、アナタが正社員なら高額の住宅ローンも簡単に降ります。現在は住宅購入価格の金利は約1%。ネット銀行なら1%以下のところもあります。
数千万円の大金を1%前後で借りられるなんて、こんな条件の良いローンはないです。
そりゃあ「今後は少子化で住宅価格はどるなるのか?」という心配はありますが都心なら問題ないと思いますし、何より賃貸でも毎月の費用は発生しますよね。
つまり、正社員なら毎月の家賃と同じ負担で不動産を所有することができるのです。
ローンは借金だから怖い!という人もいるかもしれませんが、いざとなれば不動産を売ることはできます。とりあえずローンが組める正社員なのなら、早めに組んでおくのが得策です。
しかし、もし雇用が不安定なフリーターや派遣社員ならこうはいきません。それだけ収入が不安定だとまず審査も下りないですから。
正社員は、10年後も20年後も雇用が安定していると思われるからローンが組めるわけです。
そのため、正社員を辞めること=高額住宅ローンの権利を失う、ということになります。
正社員は出世しやすい
派遣社員やフリーターなどの使い捨てとは違い、会社も正社員には投資しています。お金をかけるからには、会社のためにお金を稼ぐパフォーマンスの高い社員になってほしいと思うのは当然。
派遣社員や契約社員にたのむような雑用とは異なり、様々なビジネスの現場で力を発揮するチャンスが、正社員には与えられます。ビジネスパーソンとしてワンランク上を目指しキャリアを築いていくことができます、。
もちろん将来は会社を担う立場、部長や社長などのへの出世も夢ではないです。
正社員になり、あらゆる方面で自分の力を発揮することで、早めに出世することも可能です。
「どのように業務を効率化して、会社の業績を上げればよいか?」という観点に立って、会社に利益を与えらえる人材、惜しい人材になることができれば、早期出世の可能性も上がります。
その過程で上司から信頼されたり、やり甲斐も見つけられれば、仕事に対するモチベーションも上がります。
その一方で、派遣社員やフリーターはしょせん調整弁。誰でもできる雑用や、キャリアップがしにくい簡単な作業しか与えられません。
やはり長期的に出世が望める正社員には、やはりメリットがあるってことですね。
正社員なら恋愛・結婚しやすい
過去には女性が結婚相手に望む、理想の男性像として「高学歴」「高収入」「高身長」、俗に言う「3高」が人気でした。もちろん、今でもこのような男性をもとめる女性は後を絶ちません。
しかし、今は「3低」の男性も人気だということをご存知でしょうか?
「3低」とは「低姿勢」「低依存」「低リスク」という特徴を持つ男性のこと。バブル崩壊後あまり派手な高収入の男性が求められなくなったため、女性の好み「3高」⇒「3低」にシフトしているそうです。
そのため、いつでも解雇のリスクがある、派遣社員・契約社員・フリーターなどか敬遠されがち。やはり恋愛・結婚の相手は正社員が一番です。
また現在は、男性も共働きのライフスタイルを好む人がほとんど。結婚相手が派遣やフリーターよりは、真面目に働いている正社員の女性を望みます。
正社員を辞めるということは、そのような恋愛や結婚市場での「正社員ステータスを降りる」ということを意味するのです。
正社員なら自信が持てる
契約社員、派遣社員、フリーターなどの身分であれば「いつクビを切られるか分からない」という不安が常に付きまといます。
一方で正社員なら安心感がありますし「社会のために働いている」という自信も持てます。
そりゃあ自由な身に思える派遣社員が気楽そうだ!と思うこともあるかもしれませんが、いま正社員の立場で働いているのならリスクが高いです。
とはいえ…
「そんな事も言っても耐えられない!」
「パワハラ・セクハラなどはどう対処すれば?」
「上司や上役への忖度はしたくない」
なんて思う人もいるでしょう。
確かに今のご時世。名ばかり正社員という立場で、従業員を搾取しているブラック企業も少なくないです。無理して続けるべきではありません。
もし貴方がそういう状況なのなら、正社員から正社員へ転職することをオススメします。何も転職=派遣社員への降格という訳じゃなく、正社員へ今よりまともな会社へ転職することも可能です。
もし今の環境に耐えられないのなら、転職して正社員としての内定を勝ち取ってから退職すべきです。
転職するなら転職エージェントを利用すると良いです。
転職エージェントは大手2社を押さえておこう
転職すると言っても日本には星の数ほど転職エージェントがあります。どこのエージェントを使えば良いのか、ほとんどの人が悩むでしょう。
どこに登録しようか迷ったら、先ずは業界トップの2社を検討することをオススメします。
リクルートエージェント
フロムエーやとらばーゆなどを手掛ける大手人材紹介サービスのリクルートが運営する転職エージェント。創業以来、約35万人の転職を実現してきた業界のトップ。総合人材サービス企業として、長きにわたり培ったノウハウを活かした転職サポートが魅力となっています。
リクルートエージェント公式サイト
パソナキャリア
人材業界大手のパソナグループが運営している転職エージェント。1976年の創業以来「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと、年齢・性別を問わず誰もが自由に仕事を選択し、働く会を得て、豊かになるための社会インフラを構築しています。
パソナキャリア公式サイト
リクルートもパソナも保有する求人数は全国で10万件前後。第二新卒から幅広い年齢層までの転職に対応しています。大手の関連会社など安定した求人を多数かかえています。
紹介料がそれなりに掛かってくる大手2社に広告を出せる企業は、それなりに財政も安定しています。もちろん審査もあるので、中途半端な企業が大手2社を利用している事は稀です。
また、それだけ紹介料を出しているということは、それだけ投資して本気で良い人材を探しているということ。就職すれば手厚い待遇、長期的なキャリアを見据えて向かい入れてくれるところも少なくないいです。
当然「即戦力が欲しい」という会社もありますので、交渉すれば年収アップみ見込めます。
一方、職業安定所(ハローワーク)は広告コストが無料なので、できるだけ安く人材を使い捨てるつもりで利用しているブラック企業も少なくないです。
求人誌も、大手の転職エージェントに比べて広告費用が安いので、低品質な求人が多いです。
大手の転職エージェントでは、そういった質の悪い求人が少なく優良案件が多いので、安心して利用できますね。カウンセラーに相談しながら自分に合った職のアドバイスなどもしてくれる点もよいです。
案件数が豊富で、エージェントも厳選してくれるので、自分の意向を伝えれば、納得のいく求人が見つかる可能性が高まります。
しかし、転職エージェントのカウンセラーも人間。大手といっても担当者の性格や質も人それぞれです。よい担当者に当たることもあれば、これは外れだ、という人に当たることもあるでしょう。
もし、イマイチという担当者に当たったら、別のエージェントに当たってみるのもよいです。大手の転職エージェントは、その道のプロです。しかし、すべての転職エージェントの担当者が、あなたに合うとは限りません。
ダメなものはダメだと割り切って、別エージェントに乗り換える思い切りも時には必要。そのため、いつでも切り替えられるよう大手2社に登録しておくことをオススメします。
私も大手2社に登録していた際に、一方の動きが早くもう一方はレスポンスが遅かったので、親身に素早い対応をしてくれる一方に絞った経験があります。
リクルートエージェントやパソナに登録するには、公式サイトに行って情報を入力するだけ。その後は、ほったらかしにしていても、向こうからメールなり電話なりで連絡がきます。そして面談日を決めて来社、という流れが一般的です。
そしてカウンセリングをしてどんな職種に興味があるのか伝えて後日、意向に合わせた求人のオファーがメールなどで送られてきます。
一旦登録をしてカウンセリングを受けてしまえば、自動的に求人情報が送られてくるので、求人を探して応募する手間が省けます。
少しでも転職を考えているのなら、登録してみることをオススメします。登録と利用は完全無料です。