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「うつ病」「病気」による退職はすぐ失業保険が給付されるのか?ハローワークでの失業保険の具体的な申請方法について!

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うつ病という言葉、数年前からメディアで取り上げれるようになり随分と月日が経ちました。

しかし、未だに「うつ病」に対し「ただの甘え」「怠けているだけ」という認識があるようです。

職場での上司や同僚からの「嫌がらせ」「セクハラ」「パワハラ」「いじめ」、などなど鬱病の原因を挙げれば推挙に暇がないです。

1つだけはっきりしている事は、鬱病の人はすべてにおいて気力を失っている。そのため失業保険の申請すらままらなないかもしれない、ということです。

しかし鬱病の人ほど失業保険をできるだけ申請すべきです。

通常は自己都合退職での失業保険は、3ヶ月間の待期期間がありますが、鬱病が原因なら自己都合退職でも、失業保険はすぐ貰えるからです。

しかも場合によっては、給付金(通常3ヶ月)を18ヶ月貰える可能性もあります。

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必要書類:「離職票」「診断書」のみ

鬱病なら自己都合退職であっても直ぐに失業保険が給付される。その申請の際に必要な書類は「離職票」「診断書」だけです。

離職票の入手方法

離職票は退職者が、失業保険を申請するために、ハローワークに提出する大切な書類です。

通常は会社から送られてくるものなので手間は掛かりません。離職票の発行は退職後10日以内が目安ですが、相手がブラック企業なら、送付が遅れることがあります。

しかし離職票の送付は会社の義務です。必要な場合は、会社に督促メールを送って問題ありません。

診断書の入手方法

日本の人口の大半が鬱病で、そのうちの8割が「自分は鬱病じゃない!」と思っています。

つまり、鬱であっても精神科に行くことを拒否する層が多いんですよね。

確かに鬱病は、カウンセリングを受けなかったり、薬を飲まなくても、半年ほどで治まることがあります。

しかし治療中に失業保険が切れてしまったりすると、ますます精神的に追い詰められてしまい、治るものも治らなくなります。

鬱病の診断書さえあれば、自己都合退職の3カ月間の待期期間もなく、即効で失業保険の給付を受け始めることができます。

そのうえ給付期間を終えても完治していなければ、給付を延長することもできます。その手続きのためにも診断書が必要なのです。

延長のためには、障碍者手帳を発行してもらう条件がありますが、保健所によって違いがあります。すべての条件を満たせば最大300日まで給付を延長できます。

このような手続きの準備をするためにも、少しでも症状が出てきたと思ったら精神科に行き、できるだけ早く診断書を取得してください。

一般的に次の項目に当てはまるなら、鬱病の可能性があると言われています。

  • 物事への興味や喜びの感情が減っている
  • 不眠や過眠がある
  • 悲しみや虚しさ、罪悪感を感じる
  • 食欲が減った、または増加した
  • 集中力ややる気が低下している
  • 体重が急激に増減している
  • 集中力ややる気が低下している
  • 自殺願望がある

精神科受診の認識の誤り

上記の項目にあてはまった。しかし人にとっては、こんな風に思うかもしれません。

「精神科なんて頭のおかしい人が行くところだ!」
「精神科なんて大げさだ、世間体も悪い!」

しかし、安心してください。現在は精神科ではなく心療内科が主です。

重苦しい雰囲気ではなく、風邪と同じように気軽に受診できるようになっています。診察中も、症状を話せば、すぐに診断書を書いてくれます。

昨今は本当に鬱病の人が多いので、心療内科なら嫌と言うほど鬱病の診断書を書いているお医者さんも少なくないはず。

「朝すんなり起きれず、めまいや吐き気がしてしまいます」
「職場で仕事にぜんぜん集中できなくて、頭が働かないです」
「何事に対しても無気力になってしまい仕事にならないです」

大体こんなことを話せば、すんなり診断書なもらえてしまいます。

退職のために欲しいのではなく、あくまで求職のために欲しいといった方が出やすいです。診断書をもらうなら、最も気持ちが滅入っている在職中がベストです。

しかし、これだけ気軽に診断書が取得できてしまうので悪用される場合もあり、結果的に鬱の退職での失業保険受給は世間体が悪い、という風評被害につながっているのが現状です。

「鬱病の診断書なんて俺が病院に行っても貰えるんだぜ!」
「鬱とか甘えたこと言ってるんじゃねえよ、馬鹿!」

ブラック企業では、パワハラ上司や同僚が、こんな風な事を言うかもしれません。

しかし、少しでも「鬱病かもしれない」と思ったら、すぐに病院に行くことをオススメします。

本当に鬱病ならば、堂々と診断書を受け取って良いわけですし、こんな風評被害に流されえるべきではありません。

書類を持ってハローワークへ

これら「離職票」「診断書」に加えて、以下の書類を持ってハローワークに行きます。

  • 離職票
  • 診断書
  • 雇用保険被保険者証
  • 印鑑
  • 写真
  • 普通預金通帳
  • 本人確認証明書(免許証など)

そして事情を説明して失業保険を申請をすれば、手続きはそれで完了です。思いのほかすんなり手続きが終わるはずです。

最近は鬱病による退職者が全年齢層で非常に多くなっています。

そのため、ハローワーク職員も対応には慣れています。なので、病気について深く聞かれたりすることはない場合がほとんど。

そもそも、鬱病で失業保険を申請するわけでから、普通そんな人に深く掘り下げて聞かないです。

失業保険の受給は正当な権利です

「失業保険を貰うのは後ろめたい」
「失業保険を受給中なんて周りに言いにくい」

そんな風に思っているかもしれませんが、失業保険の受給は正当な権利です。

あなたは働いている限り雇用保険を毎月積み立てています。

あなたが鬱病やその他の理由で失業保険を貰うことになったら、そのお金の1部はあなたが払った雇用保険から出ているのです。

「失業保険の申請がだるい、めんどくさい」

なんて思う人もいるかもしれませんが思い切って申請してください。

なぜなら、鬱病はもし長期にわたると、精神的な問題のみでなく、経済的な問題にもしわ寄せがでてきて、それがさらに症状を悪化させるからです。

病気なので仕方ない、と風邪と同じような感覚で病院を受診して、手続きを始めても問題ないです。そして失業保険受給後に病気が改善してきたら、新しい仕事を探すとよいでしょう。

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