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【通産省の打ち出の小槌】TOEIC公式サイトが書けないTOEIC概要&案内!

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あなたはTOIEIC(トーイック)を受験したことがありますか?

英検を差し置き今や英語資格の筆頭ともいうべきTOEIC、受験経験がある方が多いのではないでしょうか?

TOEICは就職試験に用いられているのみではなく、就職後の昇給・昇進にも関わる、社会人必須の英語テストです。

TOEICスコアは「英語基礎を何処まで習得できているか?」を示すバロメーターとして使われていますが、高得点が取れても、実際に英語が使えるかどうかは別の話です。

またTOEICは、通産省の天下り先とも言われています。

そんなTOEICについてあなたはどれほど知っていますか?

「TOEICは一体どんな試験なのか?」
「TOEICはどんな風に始まったのか?」
「TOEICで履歴書に書けるような点数は何点から?」

今回は、そういった疑問に答えていきたいと思います。

TOEIC | 概要

TOEICにはL&R(リスニングとリーディング)試験とS&W(スピーキング&ライティング)試験があります。

世間一般で単にTOEICと呼ばれているものは、前者のL&Rの方です。

試験に合否はなく、正答数に応じたスコアが表示されます。スコアは5点刻みで、リスニングとリーディング各5~495点、計10~990点です。

日本人のTOEIC平均スコアは580点前後です。したがって、初受験者が最初の目標とするべきスコアは600点です。申し込みを済ませたら、これを超えられるように勉強していきましょう。

TOEIC公開テストは年に10回、2月と8月以外の月に1回ずつ行われています。所属している学校や会社がTOEIC-IPテスト(団体受験)を実施していれば、そちらも受験することが可能です。

受験料は現在7,810円、値上げが延々と続いています。

TOEIC | どんな風に始まったか?

TOEICは、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)という団体に運営されています。

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(こくさい-きょうかい)、略してIIBC(The Institute for International Business Communication)は、通称TOEIC(トーイック)と呼ばれる英語検定試験「国際コミュニケーション英語能力テスト」を実施している団体。

国際ビジネスコミュニケーション協会 - Wikipedia

しかし、実はこの団体、通産省の天下り先でもあります。

実はTOIECは日本人だけの英語テストと言われています。

その理由はTOEIC を発案者が米国タイム紙を退職した北岡靖男という日本人だからです。

もともと彼はTOEICを、文科省管轄の試験として実施したかったのですが、英検管轄の文科省にそっぽを向かれ、通産省に話をもち込みました。

その結果、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は通産省の天下り先になったのですが、当時は受験者が少なく通産省主導で大企業社員にTOEICを受験させていました。

とはいえ通産省が推したため、結果的に多くの企業・社員がTOEIC受験をするようになりました。

一旦広まれば右に倣え精神で、一気に広まるのが日本人の特徴です。しかも今回は日本人の英語コンプレックスつき。TOEICは、高い受験料にも関わらず日本人の「右倣え精神」「英語コンプレックス」の相乗効果により、瞬く間に広まりました。

今では、TOEIC点数を延々と受験し続けたり、受験を推奨したりする個人や団体も多くIIBCは優秀な通産省官僚の打ち出の小槌となりました。当初TOEIC話を断った文科省は、今頃後悔していることでしょう。

ちなみにIIBCは、TOEICで儲けすぎたため、所得隠しや脱税をしていた過去もあります。

TOEIC | 公開テストとIPテスト

TOEICには公開テスト(一般受験)とIPテスト(団体受験)があります。

年に10回、2月と8月以外の月1回ずつ実施されています。

IIBCのホームページから申し込み、検定料を支払うと試験日2週間前になると受験票が送られてくるので、当日に指定された会場へ受験しに行きます。これが公開テストの受験の流れです。

一方、TOEIC-IPテストでは所属している学校や会社で受験することが可能です。

受験票は必要なく、学生証や社員証がその代わりとなります。受験料は団体割引価格で受けることができます。教育機関が既にIIBCへのお布施を支払っているような学校では受験料が学費に含まれているため無料になっているところも多いです。

しかしIPテストについて、大学の編入試験や大学院入試では、IPテストスコアを受け付けないところもあるので注意が必要です。

一般的に、TOEIC-IPテストの方が高いスコアが出やすいと言われています。というのは、IPテストの問題は、過去に公開テストで出題された問題の流用だからです。

TOEIC | 履歴書に書けるのは何点から?

就職活動の際に履歴書に書いても恥ずかしくないTOEICのスコアについて、ネット上ではさまざまな意見があります。

TOEICの毎回の日本人受験者平均スコアが580点です。

なので、600点からが履歴書に書けるスコアとして認知されています。したがって就活前までに600点以上のスコアはとっておきたいですね。

さらに海外進出に意欲的な企業を狙う場合は、700点・800点といったスコアが必要になってきます。たとえば楽天では入社までに800点以上、資生堂ではインターンシップの時点で730点以上を要求されます。

また新卒と中途採用でも求められるスコアが異なります。中途採用の方がより優秀な人材を求められるため、その先の700点・800点を目標に勉強していきましょう。

TOEICは2時間の長丁場で、そのための勉強も大変です。しかし逆に言うとTOEIC高得点さえ取れば、キャリアアップのチャンスが巡ってきます。

英語に泣く人生よりも、英語で笑う人生の方がいいですよね。目指す企業を見つけたときがスタートラインです。さっそく今日からTOEICの勉強を始めましょう。

ちなみに、一度取得したTOEICスコアについて有効期限が2年と噂されていますが、有効期限はありません。

しかし点数の「公式認定証」の再発行は受験結果から約2年となっているため、断続的にIIBCにお布施をしてTOEICを受け続ける一般人も数多くいるようです。

本物の英語力をつける為に

TOEICの点数が高ければ、給料の高い外資系に採用されやすくなり、会社でも昇進に有利になってきます。

高過ぎるお布施をIIBCに払い続けても、TOEICを受け続け高い点数を保持する事は悪くないかもしれませんが、高得点保持者でも英語が話せない人は沢山います。

外国人にも通用する本物の英語を身に着けたいなら、ぶっつけ本番の海外就職か海外留学をオススメします。

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英語は、学ぶものではなく使うもの。

実際の仕事手・日常生活で使う英語と、形だけのTOEIC英語では、天と地ほどの差があります。